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断熱材 〜発泡ウレタン断熱材〜

エコ住宅標準仕様 〜吹付発泡ウレタン断熱材〜

高気密・高断熱の要(かなめ)になる気密性能を高める断熱材

イトー工務店のエコ住宅の特徴として、共通して断熱性能の高さと気密性能の高さがあります。
エコ住宅シリーズの気密性能には自信をもっています

いくら断熱性能が高くても、気密性能が低ければ建物の隙間から熱が逃げてしまい快適な環境をつくることができません。

また、気密性能が高くても、断熱性能が低ければ、隙間から熱が逃げることがなくても、壁や窓から熱が逃げて行ってしまう為、これも快適な住環境をつくることができません


そこで、私たちが断熱性能や気密性能の両方を高める事ができる断熱材として、
現場で吹付け発泡ウレタン断熱材を採用し、しっかりと快適な住環境をつくることにこだわりました。
この断熱材ですが、熱の伝わりやすさを表す熱伝導率は0.034W/mk、透湿率が17.3ng/m・s・Paという性能となります。
(Ultimateシリーズは熱伝導率0.022W/mkの断熱材となります)


エコ住宅は、ご提供するシリーズ毎に目標とするUA値を定めて、それぞれの性能に必要な厚みを吹付け施工します。

◆エコ住宅Light・・・UA値=0.6〜0.55

◆エコ住宅CONCEPT・Lux・・・UA値=0.5〜0.45

◆エコ住宅Ultimate・・・UA値=0.3〜0.25

を確保できるように計算して設計、施工を行っていきます。

吹付ウレタン断熱材の施工

ウレタン断熱材は、現場で柱と柱の間に吹き付けて施工をしていきます。吹き付けるとモコモコと膨らんで、柱と梁の隙間などをしっかりと塞いで密閉度を上げます。

建物の密閉度を「隙間相当面積:C値」という数値で性能を判定します。この隙間相当面積:C値は隙間の量を数値化するので、数値が小さい程、気密性能が高いという事になります。

エコ住宅では全棟気密検査を実施し、C値を0.5以下のクオリティを保つように施工します。

エコ住宅それぞれのシリーズによって、屋根に断熱材を吹き付ける『屋根断熱』と、
天井に断熱材を吹き付ける『天井断熱』とで別れます。

◆エコ住宅Light・・・天井断熱

◆エコ住宅CONCEPT・Lux・Ultimate・・・屋根断熱

厚みはしっかり検査しているの?

厚みが十分とれているかどうかを計測し、足らない部分には手作業で打ち増しを行っていき、十分な暑さを確保します。

快適な住環境をつくるには、壁の中が肝心

イトー工務店では、吹付け発泡ウレタン断熱材を活用して、

・高断熱住宅化

・高気密住宅化

の2つの効果をもてる住宅を建てています。

断熱材は、施工の方法一つで、良くも悪くもなります。

日本で一番売れている断熱材は繊維系の断熱材「グラスウール」です。
このグラスウールは、安価で性能も申し分無い素晴らしい断熱材なのですが、
それは、袋に包まれていない、はだかの状態のグラスウールを押し込み過ぎず、
隙間も無くという絶妙の入れ方をして、
正しい施工をきちんと行ってこそです。

そのためには、実はかなり丁寧にカットして詰め込むことが必要となり、
材料費よりも施工手間が実はかなりかかる断熱材と言えます。

また、天井に敷き詰める際には、余程の手間と正しい施工の方法をとらなければ、
敷き詰めてあるグラスウールとその隣に敷くグラスウールの間に隙間ができてしまったり、
天井裏の材木の周辺に隙間が空いてしまって熱が通りやすくなってしまうおそれもあり、
書類上や計算上での性能数値が、実際に現場発揮されるのか?という部分に、
疑問が生じてしまうことと、[グラスウール+丁寧な施工費]の合算コストに対するメリットに比べ、
吹付ウレタン断熱材であれば、断熱効果+気密性能を得られるというコストメリットを得られる点で、
エコ住宅シリーズは吹付ウレタン断熱材をもっとも材料コスト、施工コストのバランスの取れた断熱材と考え、
標準仕様として設計しています。

外部に施工する付加断熱 〜EX断熱工法〜

エコ住宅Ultimateシリーズは、断熱性能をより高いグレードで取得するため、
壁の中の「充填断熱(じゅうてんだんねつ)」だけでなく、建物外部に断熱材を施工する、
「付加断熱(ふかだんねつ)」を用いて、基準としているUA値を設計します。


付加断熱には、EPSの50mm(熱伝導率:0.034 W/(m・K))を貼り、湿式仕上げ(塗り壁仕上げ)をします。

左官職人が塗壁として仕上げを施すEX断熱工法は、手仕上げならではの高級感と風合いを味わうことができます。

もっとイトー工務店を詳しく知りたいという方は…